<<ことば、言霊の力>> 小学校や中学校では感じることのなかった、”ことばの不思議な力” を、この年になって感じています。 ①自分は、本や新聞、雑誌を小学校の低学年から読みはじめた  が、“詩”という分野は苦手だった。つくれない、わからな  いのです。でも、一流の詩人の詩の良さは少しはわかりまし  た。(一流詩人の感性は、うまれつきと思う。) ②自分も子供を持つ身になって、はじめて人の名前を真剣に  勉強しました。3番目の子供のときは、前もって人名事典や  名前の付け方の本を15冊くらい読んでつけました。一生、  よいことに恵まれるということでつけましたが、現在、あま  りめぐまれた人生を送っていません。 ③あかちゃんが生まれてきて、顔をみてからつけた方が一番  良いみたいです。 ④親戚のおばさんは、女の子では「しずこ」「しず」「しずか」  「しずみ」「しずよ」など、”しず”を入れた名前をつけら  れた人は、薄幸の人生を送っているといってます。男は  「ひろし」という名がよいと言っています。  自分も「啓介」という男性は、3人以上、薄幸の人生を送って  いるのを見て、名前は軽々しくつけてはいけないと思って  います。 ④外国でもよい名前とか、悪い名前はあるみたいです。  良い名前 Richard Baseheart (米芸能人) 悪い名前 Ursula Andress  (スイス人女優) ⑤お坊さんや占い師がつけてもよい人生がおくれるわけでは  ない。 ⑥自分の曲にも、ふさわしい名前をつけるべく、いろいろ  工夫しました。自分は、漢文が好きだったのでそれに影響   された題名になってしまってます。音楽の素人の知人が、  いい名前だと言ってくれたのが、「回想」「決別」  「真剣ソナタ」である。