<<消えたコンタクトレンズを探す名人!!>> 自分は、小学校時代は何年間も、視力表の一番下の文字も あてづっぽうでなく、ドンピシャに見て、もっと下がない かというくらい見えていた。これは家系的なものでした。 兄も視力は2.0だった。親戚には、目がねをかけている人間 は、ほんの数人で、近眼鏡をかけている者が非常に少ない 一族だった。。 目の良い人間の特技は何か? それは、行方不明のコンタ クトレンズを探すことです。 突然、手元からなくなったコンタクトレンズはおとした本 人には探しだせないでしょう! コンタクトが目にはまっ ていればさがせますが。 自分は、若いころはよく、コンタクトレンズを探すのをた のまれました。妻から2,3回、職場でも2,3回たのま れた覚えがあります。1枚が1万円に近い高価なものなの で、探し出すと大変、よろこばれました。報酬は皆無。 その思い出の場面: 1.洗面所で顔を洗っていたら、なくなったというので   女性に呼ばれました。なんと、洗面器や、洗面台、   洗面水だめの中からでなく、女性トイレの中央の排   水口の中から見つけました。排水溝の金属濃し金に   からみついていた、たくさんの女性の髪の毛の中か   ら、発見しました。きらりと光るものがありました。   なぜ、自分がよばれたかというと、家で自分の妻が   何度もコンタクトレンズをなくし、そのたびに自分   が発見してきていると、ほらを昼休みなどで吹い   ていたので、覚えていた人からおよびがかかった   のです。 2.妻がコンタクトをなくして、自分もありかさがしに   一番こまったときは、なんと洗濯機の洗濯漕の底   落ちていたときでした。   たくさんの水滴と一緒に、キラリと光ってましたが   、水滴とは微妙に違うのです。妻は空になった洗濯   漕にのぞきながら、瞬きをしたらしいです。コンタ   クトレンズは瞬きをしたときに、良く落ちます。この   ことは、高校時代から知っていました。 3.洗面所の、水ためのなかに水没していたものを、   拾ったこともあります。たまった水の中にあるわ   けですが、まったく見えません。水をぬいたら、   すべてパーになるので、慎重に素手で何度も水   をかいて、拾いだしました。 4.実は名人ではなくて、たまたま成功して、拾った   ということが多かったです。拾えなかったときも   多かったです。なぜ発見できたか?というと、 5.レンズを落とす前と、あとの自分の動さを徹底的   に聞きだして、分析・検討したのです。上の2つ   の発見例も、ここにしかもうない!ということで   見つけました。 6.当時、自分はFPGAなどの半田付け作業で、0.4mm   の足を、300本規模で半田つけをしていました。半   田こては10歳から50年間もいじって来ていました。 7.細かい作業は、今でも好きです。だから、裁縫は   全然、苦にならないです。文字は2.5mm角まで   裸眼で、読みます。かの、光ファイバーの偉人   西沢潤一教授の父親は、90歳でも裸眼で新聞を   読んでいました。 8. 最後にまとめますが、コンタクトレンズ探しは、    視力が2.0あるかではなくて、その本人の心理・    行動にどこまで迫れるか、科学的分析が大事です。    落とす1秒まえからの行動を、1秒づつ聞き出す    ことが大事です。1秒後から呼びにくるまでの    動作も当然、分析対象です。